Lesson1で、気密・断熱が良いとどんなメリットがあるのかをお伝えしました。
今回は、e-cubeが高い断熱性能の家を造るために使用している断熱材をご紹介します。
その道のプロが選定したこだわりの材料をご覧ください。
 
    
 
    
e-cubeでは、従来からよく使われていた充填断熱に、
更に建物を外側からすっぽり断熱材で包み込む
『付加断熱』という工法を採用しています。
充填断熱では、柱の間に断熱材を入れるため熱橋ができやすく、
柱から熱が逃げてしまうデメリットがありました。
そのため、近年では柱の外側から断熱材で包み込む
外張り断熱という工法が選ばれるようになってきています。
e-cubeで採用している付加断熱工法は、
充填断熱+外張り断熱を両方行っていることになります。
性能は数値を見ても明らかで、
e-cubeの造る家はUa値0.28W/㎡k以下
(次世代省エネ基準のおよそ2倍の性能)です。
断熱材のベストバランスは
屋根(天井):壁 :床=2:1:1 です。
【天井】
セルロ-スファイバ-400㎜
(熱伝導率 0.040w/mk)(熱抵抗値 10.0㎡k/W)
【壁 2重に断熱】
1層目 柱間充填断熱 高性能グラスウ-ル24K 105㎜
(熱伝導率 0.035w/mk)(熱抵抗値 3㎡k/W)
2層目 外張り断熱 フェノ-ルフォ-ム保温版 50㎜
(熱伝導率 0.020w/mk)(熱抵抗値 2.5㎡k/W)
【床 2重に断熱】
1層目 大引き間 押出法ポリスチレンフォ-ム保温版3種 65㎜
(熱伝導率 0.028w/mk)(熱抵抗値 2.32㎡k/W)
2層目 床合板上 フェノ-ルフォ-ム保温版 30㎜
(熱伝導率 0.020w/mk)(熱抵抗値 1.50㎡k/W)
断熱材は住宅外部からの暑さ寒さの熱の室内への流入を防ぐとともに、室内の暖かさを屋外へ逃がさない役割を担っています。
