家づくりが進み、プランが固まってくると仕上げも検討していきます。
「このドアの色が好き」「この照明器具が好き」
「このカーテンの柄が素敵」「ここにはお気に入りのあれを飾りたい」
・・・
イメージが膨らみ、自分の「好き」を見つける、楽しい時間ですよね。
しかし、ここで注意が必要です。
「床」「ドア」「壁」「カーテン」「照明」「住設機器」「家具」など、
種類や色柄を決めるときは一つ一つに目が行きがちですが、インテリアで大切なのは
「空間全体で考えること」です。
自分の好きなものを詰め込むことも素敵ですが、
決定する前に一度、それぞれのサンプルを取り寄せて並べて見てみてください。
全体で見たとき柄と柄が喧嘩してしまわないか?
色の組み合わせに違和感がないか?
特に、たくさんの色や柄から選ぶことが出来るクロスとカーテンは、
単体で見ていたら素敵だったのに仕上がってみたらちぐはぐな感じ
・・・なんてことになりがちです。
打ち合わせや商品選定などオンラインで完結できることが増えましたが、
やはり一度は実物やサンプルで「実際の色柄」を確認したほうが安心です。
液晶を通して見ていたものと実物では、色が違って見えることがよくあります。
また、家具を買いに行くときには床と壁のカットサンプルを持参してお店に行くのがおすすめですよ。
まとまりのあるインテリアにするコツは、
全体を「引いて見る」です。
ぜひ、試してみてくださいね。